【イベント】一生に一度かも、大嘗宮は観ておくべきかなと

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福岡の連載が終わったところで、季節の記事優先、まずはまだ観に行くチャンスのある大嘗宮について。

とある平日、この日は有給休暇を貰って大嘗宮を観に行ってきました。
天皇陛下の代替わりの際にのみ行われる大嘗祭、そのためだけに造られ、すぐに取り壊されてしまう建造物。

一生に一度の機会かもしれないので、これを観ておかない訳にはいかないなと。

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行った日は雨模様で、そのせいか行列もなくすんなり。
荷物検査とボディチェックを経て坂下門から皇居内に、富士見櫓を通過していきます。

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百人番所から大番所へ、ここは普段から公開されているエリアだったよな。
上の2枚で、それほど人が多くないというのはお分かり頂けるかなと。

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本丸跡まで上がると、おぉ見えてきた、これが大嘗宮か。

忽然と現れたこの建造物、7月末から造り始めて、僅か3ヶ月で完成させたもの。
受注したのは清水建設、予定価格の6割の10億円弱での落札だったんだそう。

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端っこにあって、テレビでは見たことない建物。
膳屋という名称から、食事を作るところというのはおわかり頂けるかなと。

周囲に貼り付けてあるのは、何の枝だろう。
建築費削減のため木造ではなくプレハブだそうで、このデザインなら確かにそれでも良いかなと。

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正面にズラっと並ぶ一辺は90m弱。
炎天下で、これだけの建物を造営するのは大変だったでしょうね。

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黒木造の鳥居、これはテレビでやってたな。
皮を削ることなく木をそのまま使う古来の工法、真っ直ぐさに誤魔化しようがない材木。

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あ、天皇陛下が真夜中に歩いていた廊下、この右側のやつですかね。
背景には丸の内のビル群、古代と現代の接点のような風景。

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裏手から見ても、松が綺麗な枝っぷり。
周囲を巡る所要時間は、所々立ち止まっても20分ほどでした。

先週土曜日から、乾通りの紅葉も公開されてますけど、いずれも今週末の12/8まで。
特に大嘗宮は今年だけ、観ておくべきだと思いますよ。

【今日のワンポイント】
・この日は東京駅から歩き始めて、大嘗宮見学の後は平川門から神保町駅へ。トータル6km弱とそこそこの距離がありました。

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